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竹鼻稲荷(ちくびいなり)へお参りしよう!

 本覚寺内にあります、竹鼻稲荷。

地名は「たけはな」なのですが、こちらのお稲荷さんは「ちくびいなり」というのだそうです。

なんと、仏様にも性別があるらしく、お稲荷さんは女性なのだそうです。

そしてこの辺りではお稲荷さんといえばおちょぼ稲荷が有名ですが、その昔は、この竹鼻稲荷へお参りするために隣を通っている名鉄電車の駅があったそうです。

 

竹鼻稲荷とは、

 本覚寺の開基家 不破 家が庇護した「竹鼻稲荷」(ちくびいなり)戦(いくさ)の際には家内安全・厄難消滅(やくなんしょうめつ)の祈願を欠かさなかった荼枳尼尊天(だきにそんてん)です。背丈4.2㎝の大きさは懐中仏として常に持ち歩いて祈願していたお稲荷様です。

その後、稲荷信仰を持つ商人が幾人も成功したため、商売繁盛の神としてお稲荷様をまつるようになりました。

竹鼻町が港町へと発展した江戸中期から明治期には花街が軒を連ねの芸子・髪結い・着付師など手に職を持った多くの女性が訪れるようになりました。彼女たちは商売繁盛だけでなく、厄除け、病気平癒、恋愛成就も願うようになり、この時期はとりわけ女性の厚い信仰を集めました。

 

そんな、竹鼻稲荷さんへ奉納するためのお守り作りのワークショップも行われます。

護摩木(ごまぎ)に願い事を書き、羽島にゆかりのある布で包み込みます。

合格祈願の絵馬のようなものですね。

この御守りは、後日住職によりご祈祷され奉納されるそうです。

 

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